この後やること(その他)

本資料は以上で終了ですが、ここには述べていない概念がまだまだたくさんあります。今後、3DCG(シミュレーションなど)をやってみたいという方のために、いくつかアドバイスを残します。

  • シミュレーションとは

    • 多くの3DCGソフトでは物理シミュレーションの機能が搭載されています。今回使用したBlenderでは、流体・布・剛体などのシミュレーションができます。これらを使うと、より表現の幅が広がります。
    • 設定項目が多いので、最初はチュートリアルの動画や記事を読んでそれに従って手を動かして見てください。そして、だんだん自分のやってみたい状況でのシミュレーションを試してみましょう。
  • プロシージャルモデリング

    • プロシージャルモデリングとは、今回のように「どこの面を押し出す」などという風にモデリングするのではなく、「ある条件を満たす面を押し出す」などというように条件を定めてモデリングしていくものです。
    • 一番この方法で有名なのはHoudiniというソフトです。
    • BlenderではGeometryNodesという機能を利用して実践できます。この方法のメリットは大量のバリエーションを作ることができるということです。数式などを活用して条件や処理を定めるのでその値を調節することで似ているけれど少し違うというものを作ることができます。
    • 気になる人はチュートリアル動画を追走したり、今後traP内で開催予定の講習会に参加してみてください。